令和4年10月 月例経済報告に関する関係閣僚会議資料 雇用情勢
投稿日:2022.11.17
月例経済報告等に関する関係閣僚会議
10月 閣僚会議資料=ココカラクリック=
<日本経済の基調判断>
≪現状≫ 【判断維持】
景気は、緩やかに持ち直している。
<先行き>
先行きについては、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。
≪雇用・賃金≫
≫雇用情勢は持ち直し。8月の失業率は低下し、就職者数は概ね横ばいの動き。
≫有効求人倍率の上昇は継続。日銀短観9月調査によと、企業の雇用人員判断は不足感が高まっており、特に、ウィズコロナの下で消費の改善が続く宿泊・飲食では、春以降の不足感の高まりが顕著。
≫一人当たり賃金は、前年比でプラスが継続。堅調だった夏のボーナスと、賃上げによる所定内給与増の寄与が大きい。成長と分配の好循環の実現に向け、引き続き、賃上げの流れの継続・拡大が重要。